防災意識を高めるために

こんにちは、今年は暑いし雨が凄いですね

8月に入り、台風も増え ゲリラ雷雨など豪雨による土砂災害など気になります。


日本は自然災害の多い国です。

そんな日本だから過去の経験からいろんなデータを持っています。

ちなみに皆様は『ハザードマップ』をご存知でしょうか。


ハザードマップとは、
自然災害による被害の軽減や防災対策に使用する目的で、
被災想定区域や避難場所・避難経路などの
防災関係施設の位置などを表示した地図のことです。


<ハザードマップで調べられること>
・浸水予想区域
・土砂災害のリスク
・津波、高潮のリスク
・地震の被害程度、範囲


上記の情報に加えて、
各地区における避難場所なども記されています。


どれも安全な住環境を確保するうえで欠かせない情報となるため、
事前に住みたいエリアのデータを調べておくとよいです。


自治体で作成しているハザードマップは、
自治体のホームページや国土交通省から確認することができます。


さて、冒頭でも触れましたが、日本は災害の多い国です。


そのため、気になる土地を見つけたとしても、
ハザードマップを確認すると何らかの危険地域に
該当する場所だった、というケースは少なくありません。


ただ、危険なエリアをすべて避けることは難しく、
完璧に避けようとするとなかなか土地を確定することができません。


土地探しでは何かを明確にし、
リスクを知ったうえでどう判断するかが重要です。


「家事楽動線」を取り入れた間取り

先日、雑誌をみていたら、
「女性でも入りやすいラーメン屋」という特集をやってました。

本来男性向けのものが、間口を広げて営業をするためのポイントが書いてありました。


雑誌やテレビの特集でも、最近はよく「女性のための○○」や
「育メンのための○○」、「家族連れのための○○」という表現を見ます。

家づくりで考えてみると、どんなテーマが喜ばれるでしょうか。

例えば、こどもがいる家庭では家の中で一番多く時間を過ごすのは、
子育てママや子育てパパではないでしょうか。


料理・掃除・洗濯、そして育児まで、家の中で頑張ってらっしゃる子育てママ・子育てパパのために
お家づくりでは、家事を応援する間取りプランがあります。

今回そのひとつとして、ご紹介するのは【家事楽動線】です。


家事をする方ならよくわかると思いますが、
時間と労働のかかる家事はできるだけ楽に済ませたいですよね。
そのためには、家事導線がとても重要になります。

例えば
・必ず家を出入りする。
・洗濯で洗った衣類は、ベランダやバルコニーを使って干す。
・料理をするとき、調理途中で外に出ることは少ないかもしれませんが、
 買い物をした食材を冷蔵庫にしまう、キッチンで出たゴミを出す。


など、家事をする方はAをしたらBをするというルートがあります。


そこを改善する策として
例えば
・買い出しをの食料品はすぐにしまえるように、勝手口をつける。
・勝手口の横にはパントリーとキッチンを配置してその奥にランドリールームを設ける。
・洗濯物が終わったらキッチンとパントリーを抜けて、そのままバルコニーに出られるようにする。

このようにすれば、効率よく作業ができますよね。


また、こどもから目を離さず家事ができたり、
家事が早く終われば、こどもと一緒に遊ぶ時間も確保できますし、
家事が楽になれば、こどもも一緒に家事を手伝うこともできます。
そうすれば、家族のコミュニケーションの増加にもつながります!


お家づくりをする際には、得する間取りを選んでみてください!


「サステナブル」って 聞いたことがありますか?

「サステナブル(Sustainable)」は直訳すると"持続可能な"という意味。
元は、sustain(持続する)とable(~できる)からなる言葉です。

現在、世界の人たちが共通の目標として取り組み始めているのが
「サステナブル(Sustainable)」な社会の実現です。

なぜ今必要とされているのか?
そこには大きな問題が3つ、、、

・世界で人口が増えすぎた事
 20世紀半ばには25億人だった世界の人口は、20世紀末にはおよそ60億人までに急増。
 21世紀には90億人を突破すると予測されている。

・生活環境の悪化が進んでいること
 地球温暖化による気候変動により、
 平均気温が年々上昇し、水不足や砂漠化、自然災害などの被害増加傾向に。

・天然素材が枯渇してしまうこと
 世界経済の急速な発展は、石油や石炭、天然ガスといった限りある資源を大量に消費。
 すぐに作り出すことのできない天然資源は、あっという間に枯渇する危機に。


では、おうちの中でもできる
「サステナブル」な暮らしってなんだろう?

・節電を心がける
・食材を使い切りフードロスを減らす
・モノは捨てずにリサイクルする
・ゴミの量をできるだけ少なくする
・地産地消、認証マークの付いたものを消費する
・外出時にはマイボトルやマイバックを持ち歩く

私たち一人一人の行動が散り積もって、世界を変えることができます。
毎日暮らす「おうち」の中から地球にやさしい行動をしていきましょう。

ちなみに、私たち住宅会社だからこそ取り組める『サステナブル』があります!
例えば
・体に悪いもの化学物質を一切使わない家づくり
・メンテナンスのほとんどかからない長く住み続けられる家づくり
・アトピーやシックハウス症候群の方も安心して暮らせる家づくり


これからの時代は、家を建てる側も住む側も、『サステナブル』を意識したいものですね!


◆家族の危険は家でも守ろう

こんにちは

4月に入り暖かくなってきましたね
新しい場所で生活が始まった人も多いのではないでしょうか


危険はいつ訪れるかわかりません。


特に都市部など人口の多い場所では、住宅への不法侵入や空き巣被害などが

増加していると言われています。


防犯対策は家族の命も守るべく、大切なコトではないでしょうか。


ちなみに、泥棒がお家に侵入しようとした場合、

5分以内に侵入できないと、約7割があきらめるそうです。


ということは、侵入しにくい家を作ることは、

空き巣被害の防止に役立つのです。


泥棒は必ずと言っていいほど下見をするそうで、そのため

「狙わせない」

「侵入させない」ためには


侵入防止4原則があります。


1.目 (人の目につく)

2.光 (明るく照らされる)

3.音 (警報音など大きな音による威嚇)

4.時間 (侵入に5分以上かかること)


以上の4点に気を付けることで、

空き巣の確率を下げることも可能です。

具体的には、侵入経路になりやすい

「死角になりそうな場所」や

「人目に付きにくい場所」をなくしてみたり、

住宅に厳重なセキュリティシステムをつけたりすること

などが有効な防犯手段となっています。

犯罪者が身を隠しやすい公園の近くの土地や、

死角の多い袋小路にある土地など、

家を建てる場所によっては

空き巣被害に遭いやすい環境であることもあり得ます。

土地を購入する前に

日にちや時間帯をずらしながら

何度か見学に行き、周囲の様子を

観察チェックしてみるとよいでしょう。

家の中で最も侵入経路として使われやすい場所は「窓」なので、

空き巣対策として窓の防犯対策は重要です。


サッシの枠に補助錠を付けたり、窓ガラスを防犯ガラスにしたりなどが有効です。


防犯ガラスとは、板ガラス2枚の間に特殊なフィルムが入っていて、

万が一泥棒がガラスを割って侵入しようとしてもガラスに穴が開きにくいものです。


このため外から窓を割り、錠を解除して侵入される可能性がかなり下がります。


さらに、窓の配置にも気を配り、見通しが悪く、泥棒が侵入しやすい場所に

窓を設置しないようにするのはもちろん、

近くに侵入しやすくなるような足場がないか、

また侵入しやすい大きさでないかを考慮しながら設置しましょう。


ほかにも、侵入者が入りにくいよう

見通しの良いフェンスを設置することも効果的です。


特に格子が細かく、縦に走っているようなものですと、

手で柵をつかみにくく、よじ登って侵入されにくくなります。

敷地内の砂利を、踏むと音が鳴る防犯砂利にすることや、

センサー式のライトを設置することも、

泥棒が侵入しづらくなるので防犯対策としておすすめです。

玄関は窓に次いで泥棒が侵入しやすい場所であり、

防犯対策としては、「ディンプルキー」という

ピッキングされにくい鍵にする、

さらに2つカギ穴が付いているタイプのものにすることが有効です。

2つカギをロックすることで、泥棒がピッキングしようとしても

時間がかかり、あきらめる可能性が高くなります。

最近ではスマホで鍵を開ける電子タイプのカギもありますね。

以上のように防犯対策をしっかり行っても、

空き巣を100%防げるとは言い切れません。

しかし、被害に遭う確率を減らせるのであれば、

対策しておく必要はあると私たちは考えます。

しかし、窓ガラスやドアのカギ、フェンスなど、

住みはじめてから変えようと思うと大がかりになってしまう設備もあります。

家を建てるときから防犯を意識して、防犯効果の高い設備を

整えておくことも大切だと思います。


防災意識を高めるために考えよう

こんにちは、春の防災の季節になりました
私のいる善通寺市でも5日(日)に防災消防団活で春の防災訓練が行われます。

さて、日本では日常生活の中で小さな揺れを感じたり、
自然災害のニュースを見る機会が世界の中でも多いそうです。

なぜなら地震大国と言われるほど、
世界でも有数の地震多発地帯だからだそうです。


ちなみに皆様は『ハザードマップ』をご存知でしょうか。


ハザードマップとは、
自然災害による被害の軽減や防災対策に使用する目的で、
被災想定区域や避難場所・避難経路などの
防災関係施設の位置などを表示した地図のことです。


<ハザードマップで調べられること>
・浸水予想区域
・土砂災害のリスク
・津波、高潮のリスク
・地震の被害程度、範囲
 各地区における避難場所なども記されています。


どれも安全な住環境を確保するうえで欠かせない情報となるため、
事前に住みたいエリアのデータを調べておくとよいです。


自治体で作成しているハザードマップは、
自治体のホームページや国土交通省から確認することができます。


ただ、危険なエリアをすべて避けることは難しく、
完璧に避けようとするとなかなか土地を確定することができません。


土地探しでは何かを明確にし、
リスクを知ったうえでどう判断するかが重要です。


災害リスクを確かめたうえで
事前にどのような備えをしておくべきか、
災害が発生したらどのように行動すべきか、
といった手段を明確にしてハザードマップをもとに、
避難場所や避難経路などを家族で話し合っておくことが大切です。


最新の状態を確認しながら、
土地選びや災害への備えを進めていきましょう。

インテリアカラー

皆様、こんにちは。
立春も過ぎて 少しずつ暖かくなってきましたね


今回は、春も近づいて引っ越しや模様替え季節に相応しい
お部屋のカラーについてお話させていただきます。

皆様は、ご自宅のレイアウトや家具の色には、こだわりがありますでしょうか?
お部屋のイメージごとに色分けされている方、内観だけでなく外観から色のこだわりがある方、特別な色のこだわりがない方等、様々いらっしゃるかと思います。

そんな「色」には、視覚から得られる効果、連想できるものがあり、お部屋の色一つで住み心地、感じ方が異なってきます。

ここで、5つほど色の与える効果をご紹介いたします。


【緑】 森林等の植物を連想させる緑色は、リラックス・安心感を持たせる色といわれています。部屋では、リラックスしたい方にお勧めの色となっています。

【茶】 木目や大地を連想させる茶色はアースカラーともよばれ、住宅のベースの色や家具など多く使われている色になっています。自然の中でも、多く見かける色なだけあり、安心感をもたらす色といわれています。

【青】 水や空の色である青色。服装でも身に着けていると清潔感があるとよく言われます。部屋の中でも、清涼感があり、落ち着いた雰囲気で生活できる色です。

【赤】 昔から、情熱感や温かみがあるといわれる色です。気力回復や、食欲増進効果があるとも言われています。お部屋の中でも、ワンポイントで使うと綺麗にお部屋に映える色です。

【黄】 風水では金運が上がるといわれ、縁起の良いとされている黄色。視覚効果としては、集中力が高まる効果や、元気の出る色ともいわれています。

上記のように、色には様々な視覚的効果や連想させるものがございます。
このようにそれぞれ効果や人の好みのある色でお部屋を作るとき、配置や色遣いで皆様
は悩むのではないでしょうか?

どの色をどれくらいの割合で使うとよいか、どの色と合わせるとマッチするのかは難しい判断です。


ここからは、お部屋作りの際の、バランスの良い色の配分をご紹介いたします。
お部屋の色使いにはいわゆる黄金比率があります。

・ベースカラー
 名前の通り、お部屋の中でベースとなる色です。お部屋の大部分をこちらの色で作るのがよいとされています。割合としては、全体の70%といわれています。基本となるだけあり、個性を強く出す色ではなく、落ち着いた色、多くの色と相性の良い色がよいでしょう。どの色とも合わせやすいナチュラルや、ブラウンの色が人気です。

・アソートカラー
 部屋のイメージを左右する色。前半でご紹介したような色を、部屋全体の色として配色していくと良いです。割合は全体の25%と言われています。お部屋の印象、効果はこの色で決まるため、効果によって決めてみましょう!

・アクセントカラー
 最後のカラーは、ここまでで決めた部屋のカラーを調整する色です。ここでは、派手なカラーも使いやすい色になっています。割合は、全体の5%と言われています。使い方としては、お部屋の小物、クッションや観葉植物で取り入れると、きれいにお部屋のアクセントになります!

まとめると、ベースカラー 70%・アソートカラー 25%・アクセントカラー 5%がお部屋の色の黄金比率といわれています。


ぜひ、本日お話した、色の効果でお部屋を作り、色の視覚的効果を体感してみてはいかがでしょうか?
作成の際は、それぞれ、ベースカラー・アソートカラー・アクセントカラーの比率もご参考下さい!

高齢化時代に向けた家づくり

こんにちは、藤田です。
12月も入りもうお正月 実家に帰られると
親御さんの事も気になりますね。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

先日テレビを見ていたら、日本社会の高齢化が特集されていました。

私たちの住宅業界でも、高齢者にやさしい家づくりというものが1つの課題と
なっており、高齢者向けの仕様=バリアフリー住宅に関して、最近は
お客様からお問い合わせも多く頂戴します。

当社に家づくりをお任せいただける方の中で、最も多いのは30代の
子育て世代、次に多いのが50~60代の建て替え世代です。

建て替え世代の方はやはりご自身たちにとって暮らしやすい家をと、
また30代の方の中で親御様と同居される方からは親御様のためにと、
バリアフリーの仕様に関心を持たれます。

親御様と同居されない30代の方も、多くの方が組まれる住宅ローンを
払い終える頃には50代60代です。その時の暮らしを視野に入れて、
今からバリアフリーを見込んだ家づくりの相談をされる方が最近では
多いです。

では、高齢者にやさしい家づくり・仕様とはどのようなものがあるでしょうか。

以下は、当社でお客様からご相談を受けた際に対応している、
高齢者向け仕様の一例です。

<玄関周り>
・玄関ドアを車いすが出入りできるよう、幅90cm以上確保
・玄関を車いすが出入りしやすいよう、上がり框の段差を低くする
・アプローチ部分に手すりを設置する

<廊下>
・車いすでの生活を考慮し、廊下幅を90cm以上確保する
 なお車いすの幅は、基本的に70cm以下なので、車いすが通る廊下の
幅は90cm以上が通過しやすい幅です。ただし、廊下で車いすと人が
すれ違うためには120cmほどの幅が必要です。また曲がり角のある廊下の
場合は、車いすを回転させる必要があるため、140~150cmの幅が
望ましいです。
・車いすでの生活を考慮し、へこみや傷のつきにくい、強度の高い床材を
使用する
・歩きやすいよう、廊下の壁に手すりなどを付ける
他にも、そもそも廊下のない間取り配置というのもご希望に合わせて
ご提案させていただいています。

<居室>
・つまずきにくいよう、敷居の段差をなくす
・寝室は、トイレに近い場所に設置する
・居室内に手すりを設置する

<浴室>
・動きを補助するための手すりを設置
・出入り口の段差をなくす
・浴槽をまたぎやすいように、45cm以下の高さにし、欲槽底と洗い場の
高低差をなくす
・滑りにくい浴室床材を使用

<トイレ>
・体を支えるための手すりを設置

<扉・照明>
・扉を、開閉しやすい引き戸にする、またはレバーハンドルを付ける
・照明のスイッチを、使いやすいワイドスイッチにする


もちろんお若いご家族が、全てを新築の時から組み込む必要はないかも
しれません。
しかし今はお若い方も、いずれは必ず高齢者となります。
いつまでも長く快適に過ごすことができるよう、私たちは先々を見据えた
間取りなどの家づくりを大切にしています。

日本人、お風呂大好きですよね!

皆様、こんにちは。

ふわっふわに泡立ったお風呂へ直接全身をゆだねる泡風呂。


湯船の縁に足を上げ、足を組み、鼻歌を歌う。

こんな光景、外国の映画のワンシーンでしか見たこと無いですよね。

でもよくよく考えると

泡ぶろの後に入る人ってどうやって入るのでしょうか。

おそらくですけど、お湯を全て抜いて入れ替えるのでしょう。


なぜなら、彼らにとって湯船のお湯は、自分だけのものなのだからです。


それに外国には「湯船につかる」という習慣が無いので

仮にお湯を入れ替えたとしても関係無く、問題無いのです。

そうすると私たち日本人はきっと


「お風呂が大好き」

湯船なみなみのお風呂に肩まで使って1日の疲れを

「あ゛ぁーーーーー」という流れをしないと

お風呂に入った気持ちにならない方はいらしゃるでしょう。


そしてもちろん、自分以外の誰かが浸かったお風呂でもきっと平気なのです。


まず「日本人はお風呂につかる」

これは、お風呂設計の大切なポイントとなるのです。

外国では湯船しかないので

泡風呂をしてしまうと、毎回お風呂を洗わなければなりません。

一方、日本のお風呂では一般的に日本人は湯船の中で身体は洗いません、

なぜならお風呂の中のお湯は家族の共有物だからです。


そうなると湯船の他にも「洗い場」が必要となります。

湯船と洗い場、これをセットにした日本では「浴室」と言います。

ただ、最近の住宅事例を見ていると、洗い場のない浴室も増えているようです。


「どこで身体を洗うのだろう?」


と、ちょっと心配になったりもします。

ユニットバスって皆様どう思いますか?

賃貸アパートやホテルではあるあるですよね。
このお風呂は大体1人用なので、洗い場は要らないということなのでしょう。

共有しないのであれば洗い場をトイレや洗面器を置くスペースとして兼用してしまおうということなのでしょう。


ただし、洗濯機はだめです!!


なぜなら洗濯機にはコンセントがあるので感電等の危険から

お風呂と洗濯機は一緒にしてはだめなのです。

そして一緒にしてしまうと

電気工事の方や工務店の方に怒られてしまいます。

そして、お風呂場には2つの理論があります。


ひとつ目が「浴室はプライベート論」


ふたつ目は「水まわり集結論」


たしかにお風呂場は誰にも見られたくない部屋であり、水まわりに集結させたいものでもあります。

どちらの理論になるかで2階に設置するか

1階に設置するかの設置問題にも関わるのです。

というわけで、浴室設計は「お湯の共有」と「設置」についてよく考えないといけません。

◆人の滑らかに移動したい気持ちにドアは従います

皆様 こんにちは

9月中旬になり、もう秋になってきましたね。

これからの季節、寒くなると
暖かいリビングからお手洗いやお風呂、自分の部屋に行くときの寒さは
本当に嫌ですよね。

ドアって部屋や温度、空間の無言の関門のようですよね。


今回はそんな【 ドア 】のついてお話ししたいと思います。

まず部屋に出入りするドアについて考えてみましょう。


少し想像してみてください。

同じ場所に同じ形で同じ大きさのドアを取り付けたとしましょう。

そしてドアのタイプはすべて引き戸。

ただ違うところは『 開き方 』です。

同じドアでも4種類の開き方が考えられるわけなのですが

残念ながらこの4種類の中で正解は1つしかないのです。


どれが正しいかは、普段皆様の周りにあるドアを思い出して
いただければすぐにおわかりでしょう。

ではなぜこのように開かなければならないのか、、、。

少しこのことについて考えていきたいと思います。


たかがドア。されどドア。


人はドアの開き方1つをとっても、人は常に心地よく、

ストレスのない暮らしを望んでいるかがわかると思います。


まず、ドアは内開きが原則です。

外開きじゃない理由は、廊下を誰かが歩いているときに開くと危ないからです。


ドアの「右開き」と「左開き」はどう決まっているか知っていますか?

右利きの方が多いから右開き、ドアを開け放すために壁に
ドアストッパーがあるから左開きなどの理由だと思っていませんか?


いいえ、違うんです。


ドアは人間の動きに素直に従わせる必要があるからです。

ドアを壁側ではないほうに取り付けると、
90°開かないと室内に入れません。

ですが、壁側に取り付けることで半開きでも部屋の真ん中へ
滑り込むことができます。


人の動作は美しいのです。

ドアの開閉にかかわらず、立つ・座るなどの日常的な動作においても、
人は実に美しい一連の動作をします。

ですから、もしドアが壁に向かって開かないドアであったら
多少はイラっとするでしょう。

なので、ドアは壁に向かって開くようにしてください。


ですが、すべてのドアが内開きならいいのか?と疑問になりますよね。

実はそうではないのです。

ドアは内開きが原則とはいえ、いくつかの例外もございます。

例えば「 納戸の扉 」。

内開きだと中に置いてあるものが邪魔をして
うまく開閉ができなくなります。

納戸の中に人が入るとおそらくしばらくの間ドアは開けっ放しになるのでしょう。

とりあえずは外開きでも構いません。

2枚に折りたためる折れ戸や引き戸にするともっと良いですよね。


トイレのドアや玄関の扉も色々よく考えないと、いざ新生活!!
となった時に

『あー、ここもうちょっとこうしとけばよかった』

なんて後悔してしまうかもしれないですね、、、。

なので、たかがドア、されどドアなのです。

これはほんの一例ですが、住宅に元から当たり前のようについているものには
一つ一つに意味があるのかもしれません。

その当たり前を疑ってみると、住宅選びがもっと楽しくなるかもしれないですね。

洗面室と洗濯機

こんにちは、お盆明けですがまだまだ暑いですね

こんなに暑いと汗をかいて 着替えやシャワーの回数も増えてきそうですね!


今回は「洗面室とはどんな空間か?」について考えてみます。


・手を洗う空間

・顔を洗う空間

・化粧や髪の毛のセットをする空間


洗面室は色々なことができる多機能な空間と言えると思います。

洗面室は多くの場合お風呂へ入る際の脱衣所になります。

その場合、服を脱いでそのまま入れることが出来る為、

洗濯機は洗面室に設置したほうが便利でしょう。

しかし、洗面室にトイレが設置されている間取りはどうでしょう。


一人暮らしに多い1R、1Kなどといった間取りでは

お風呂とトイレが同じ場所に設置されているユニットバスは少なくないと思います。

そうなると洗濯機を洗面室に設置するのは、広さにも依りますが基本的に難しいです。


また誰かが服を脱いでいたり

トイレを使っていたりすると

ほかの人は一緒に洗面室を使うことはできなくなってしまう。


なので洗面室はいろいろな場面で兼用されるため、曖昧な空間なのです。


洗面室をいかに上手く家族と共有するか。どの様な使い方をイメージするか。

設計をする上で、一つポイントになると言えます。


そこで、併せて考えるといいのが「洗濯機の設置場所」。

洗濯機をどこに設置するかを考え、生活しやすい動線をイメージすることです。

例えば贅沢に洗濯室を作ってしまうのはどうでしょうか。

服の収納棚、洗濯機、洗い場、そして天井から物干し竿をつるしてみましょう。

そうすると洗濯をして、干して、畳んでなおす。

洗濯物のルーティーンが簡単にこなせるのではないのでしょうか。

その場合、洗面所を広く使うとかトイレを併設したりもできます。


洗面所に、洗濯機を設置することは多いかと思いますが、

間取りと広さを考えて、あえて洗濯機を切り離してみたりしてもいいかもしれません。


プランを作る際に

洗濯機を置く場所を起点に生活導線をイメージすると、面白いかもしれませんね。


本日は以上となります。ありがとうございました。